以前のブログでも書きましたが、バイナリーオプションの分析方法は2つあります。
それは、
- テクニカル分析
- ファンダメンタルズ分析
の2つです。
そして、バイナリーオプションではテクニカル分析のを重要視しています。
そして、今回バイナリーオプションでよく参考にしているMACDについてまとめてみました。
バイナリーオプション初心者のためにまとめてみましたので、是非最後まで読んでみてくださいね。
目次
MACDとは一体??
MACDの呼び方は
- マックディー
- マックデー
のどちらかで呼ばれています。
ちなみに、この人はマックディーと発音していますね。
0:12〜のところです。
マックディーではなく、マッディーに近い感じもしますが。
では、このMACDはどういうインジケーターになるのでしょうか。
移動平均や収束拡散トレードを意味している
MACDは以下の文字の頭文字を取った言葉になります。
- Moving Average Convergence/Divergence
では、この意味を1つ1つ解説していきます。
『Moving Average 』はこれは知っていますよね。
移動平均線のことです。
よくSMA(Simple Moving Average)またはMAと言われています。
その次のConvergence『収束』を意味します。
また、Divergence (ダイバージェンスまたはディバージェンス)は『拡散』の意味があります。
当然この説明だけで『なるほど!』と推測できるはずがありませんよね。
でも、なんとなくでもいいので、意味を知っておくということは大切です。
その後の飲み込みが早くなるからですね。
頭の中で言葉がリンクする感じです。
ですので、ぜひこれらの単語の意味を覚えておいてくださいね。
では、そのMACDですがどういう歴史があるインジケーターなのでしょうか。
MACDを考案したのはジェラルド・アペル(Gerald Appel)氏
MACDはジェラルド・アペル(Gerald Appel)氏によって1979年に考案された手法です。
約40年ほど前ですので最近と言えば最近の手法の1つになります。
MACDの説明をする前に、バイナリーオプションの分析について詳しくない初心者のために簡単に解説しますね。
バイナリーオプションには
- テクニカル分析
- ファンダメンタルズ分析
があるということは先程書きましたよね。
そして、そのテクニカル分析には
- トレンド系
- オシレーター系
の2種類があります。
そして、MACDは
- トレンド系
のインジケーターになります。
ですが、実はMACDはオシレーター系の機能も併せ持つ優れた指標なのです。
オシレーターとは英語で振り子を意味する言葉です。
そして、このオシレーターとは保ち合い相場(レンジ相場等)で強みを発揮するということです。
※デメリットもありますので後述してます。
つまり、MACDはトレンド系もオシレーター系もそれぞれに合わせて使うことができるという強みがあるインジケーターになります。
トレンド重視の移動平均線がMACD
人気があるインジケーターの1つであるMACD。
そのMACDの特徴は
- 直近のデータに一番価値を置いている
- データが古くなれば、その価値は減少する
という2つの特徴がある移動平均線です。
もう少し完結に言うと、『1年前と直近のデータではどちらが価値があるか』と考えるとわかりやすいですね。
当然『直近のデータ』がバイナリーオプションの価値としては高いですよね。
ですので、MACDの特徴としては、直近のトレンドに重きを置いた移動平均線と考えて大丈夫です。
ちなみに、初心者にはあまり関係ありませんが、MACDに使われる移動平均線は『単純移動平均線(SMA)』ではなく、『指数平滑移動平均(EMA)』を用いて計算しています。
今後のために覚えておいてくださいね。
初心者目線で解説!バイナリーオプションでのMACDの使い方とは?
超シンプルで人気者のMACD
MACDの使い方は超シンプルで、
- MACD
- シグナル
という2つの移動平均線を使います。
この2つの移動平均線を元に、エントリーするタイミングを測ります。
基本的な考え方は移動平均線と同じで以下のことに注目します。
- ゴールデンクロス
- デッドクロス
です。
ゴールデンクロス・デッドクロスとも考え方は非常にシンプルですが、大切なのはその角度です。
大切なのは角度!
ゴールデンクロス、デッドクロスは両方共非常にシンプルな考え方です。
そして、角度が深ければ深いほど信頼性が上がるというシンプルな考え方も人気がある理由と言われています。
具体的に言うと、以下の通りになります。
- 角度が浅い=信頼性に欠ける
- 角度が深い=信頼性がある
となります。
ですので、『ゴールデンクロスを発見!エントリー!』とはせずに、その角度に注目することをおすすめします。
ただ、大切なマインドを1つ。
それは、MACDの判断はあくまでも1つの判断基準であり、総合的に考えてエントリーするかしないかはあなたが判断するということが大切です。
このマインドを持たず投資をすると危険ですので、あなたのエントリー基準を明確にするようにしましょう。
重要なサインの1つにMACDとシグナルがゼロラインと交差する
MACDは
- 買うタイミング
- 売るタイミング
を判断するインジケーターです。
そして、そのMCDの指標には
- ゼロライン
というものがあり、この2つの買うタイミング・売るタイミングがこのゼロラインをどのように抜くかも大切です。
例えば、
- 上昇トレンド:両方の線がゼロラインより上へ抜く
- 下降トレンド:両方の線がゼロラインより下へ抜く
という状況になればそれぞれのトレンドが発生すると言われています。
こちらも大切なことなので、覚えておくと良いでしょう。
ダイバージェンスにも有効的
ダイバージェンスの意味は『相違』です。
それは、『実際の為替等の動きの相場と、テクニカル指標が逆行すること』を意味します。
そして『相違』とはこのMACDの語源にもなっていますよね。
ですので、MACDには以下の内容からダイバージェンスを判断することができます。
- MACDが下降トレンド示しているが、相場が上昇トレンドを示している
- MACDが上昇トレンド示しているが、相場が下降トレンドを示している
などです。
これがあらわれると、相場の天底(相場の最高値と最低値)が出現する可能性が高いことを示すサインとして覚えておくとよいでしょう。
レンジ相場はMACDの弱点!?
あなたは『レンジ相場・保ち合い相場(もちあいそうば)』という言葉を知っていますか。
レンジ相場や保ち合い相場の他にも
- ボックス相場
- 往来相場
などの呼び方がありますがすべて同じ意味です。
では、どうしてこの相場ではデメリットがあるのでしょうか。
MACDには騙しがある
MACDも含めそれぞれのインジケーターにはデメリットがあります。
そのデメリットとは、
- レンジ相場ではゴールデンクロス・デッドクロスが出現しても、サインとしては弱い傾向がある
- 急激に高騰・暴落すると、指標が追いつかないこともある
などです。
ですので、初心者の人は慣れるまでデモ口座等で練習するのをおすすめです。
最後に
MACDは有効なインジケーターの1つであると考えています。
ですが、その使い方が慣れないうちはどうしても困惑してしまうと思います。
大切なことは難しいからと言って途中で諦めてしまうことです。
確かに覚えることは多いと思います。
ですが、当然お金を稼ごうとしているわけですので、最低限の勉強が必要です。
いや、世界を相手に戦うので最低限というよりは常に勉強を続ける必要があるでしょう。
あきらめず続けた人が稼ぐことができるのはどのビジネスでも同じですよね。
あきらめず勉強をつづけてくださいね。
コメントを残す