よく様々なサイトで『バイナリーオプションはギャンブルだ』という投稿を見かけます。
実際はどうなのでしょうか。
当然僕も1番始めにバイナリーオプションという投資を知ったときは『ギャンブルなのでは!?』と感じました。
なぜなら、
- 最短30秒で勝敗がわかる
- 上がるか下がるかの2択のみ
という理由からです。
正直怪しいですよね(笑)
そこで、今回のブログはこのバイナリーオプションが『ギャンブルなのかどうか』という点についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
目次
バイナリーオプションはギャンブル?ギャンブルの定義がこちら
感情論でバイナリーオプションがギャンブルかどうかという点を論じても、意味がないと思います。
そこで、他のギャンブルのデータと比較しながらどういう投資なのか考えてみたいと思います。
そこで、まずギャンブルの定義を解説してみます。
賭博とは、金銭や品物を賭けて勝負を争う遊戯のこと。 賭事、博打、博奕、勝負事とも。英語ではgamblingと呼ぶのが普通であるが、カタカナでは「ギャンブル」と表記されることが多い
つまり、金銭をかけて勝負を争うということですね。
この点に言えば、バイナリーオプションならず株やFXに関しても同じことが言えそうですね。
ただ、この続きにこういう定義もあります。
それは、
金銭や品物などの財物を賭けて、(偶然性の要素が含まれる)勝負を行い、その勝負の結果によって、負けた方は賭けた財物を失い、勝った方は(なんらかの取り決めに基づいて)財物を得る、と言う仕組みの遊戯(ゲーム)の総称である。
というもの。
特に、この言葉で気になるのが偶然性という部分です。
- パチンコ
- 競馬
- 競輪
- カジノ
- 宝くじ
はやはり偶然性に左右されることが多いと思います。
その点バイナリーオプションは、
- 経済指標
- 要人発言
- ローソク足
- 過去のデータ
- インジケーター
- MT4
などを使い分析して行います。
つまり、偶然性という要素は極めて低く分析して行っていると言えます。
ですが、バイナリーオプションを始めたばかりの初心者は偶然性の要素に賭けることが多いです。
例えば、
- 『さっき下がったから次は上がるだろう』
- 『ここまで上がったらもうそろそろ下がるだろう』
- 『2分の1の確率だからやっていれば勝てるだろう』
などです。
こういうことをしている限り、偶然性に頼っていますので、ギャンブルと言われても仕方がないですが。
また、ギャンブルに認定される要素として運営側の取り分があります。
つまり、ギャンブル要素が高いものは運営側の取り分が非常に高いということになります。
では、実際その数字を見てみましょう。
バイナリーオプションと他のギャンブルの運営側の取り分を比較
運営側の取り分がこちら
運営側の取り分をまとめてみました。
こちらがその還元率になります。
- パチンコ 85%前後
- 競馬 74.1%
- 競輪 75%
- 宝くじ 45.7%
などです。
では、この数字を実際に金額に置き換えて考えてみましょう。
仮にあなたが100万円分の宝くじを購入したとします。
宝くじの還元率は45.7%ですので、計算式は以下の通りになります。
- 100万円(あなたが購入した宝くじの代金)x 45.7%(還元率) = 45.7万円(あなたの手元に残るお金)
ですね。
この45.7万円があなたの手元に戻ってくるお金になります。
つまり、
- 100万円 (あなたが購入した宝くじの代金)ー 45.7万円 (あなたの手元に残るお金)=54.3万円(運営側の取り分)
という計算式が成り立ちます。
この結果、半分以上の54.3万円ものお金を運営側に摂取されるということになります。
これってギャンブル要素が非常に高いですよね。
パチンコでさえ85%前後戻ってくるという数字があるので、いかに宝くじがギャンブル的要素が強いというのがわかると思います。
では、バイナリーオプションの還元率はいくらになっているのでしょうか。
バイナリーオプションの還元率がこちら
バイナリーオプションのペイアウト率はだいたい180%〜200%ほど。
※証券会社によって違います。
ペイアウト率がわからないあなたのために、簡単にペイアウト率を数字で解説したいと思います。
仮にあなたが1万円を投資したいとします。
- 10000円 (ベット金額)x 180% (ペイアウト率)= 18000円(還元金額)
- 18000 円(還元金額)ー 10000円 (ベット金額)= 8000円(利益)
という計算式が成り立ちます。
つまり、
- ペイアウト率 – 100%=還元率
と言えます。
実際の還元率は、
- 180% ー100% =80%
- 200% ー100% =100%
となり、還元率80%〜100%ということが成り立ち、他のギャンブルと比べてもかなり高い数字ということがわかっていただけると思います。
以上のことからバイナリーオプションは他のギャンブルと比べてギャンブル性は極めて低いと言えます。
バイナリーオプションで損失を食い止める方法
バイナリーオプションは基本的に『上がるか』『下がるか』を様々な分析から当てる投資です。
ですが、第3の方法として、バイナリーオプションには転売というものがあります。
では、その転売とはどういうものでしょうか。
それは、エントリーしてから判定時刻までの間に利益、または損失を放棄することができるというものです。
例えば、1万円でエントリーするとします。
その時『上昇する』と考え購入したけれど、どんどん『下がって』いっている場合、そのまま判定時刻を迎えると損失はエントリーした金額の全額である1万円です。
ですが、途中でそのエントリーを放棄することが可能です。
1万円が8000円になったとしたら、そのときに転売すれば損失を ー2000円で抑えることができるということです。
つまり、損失をエントリーした金額の100%以内に抑えることがバイナリーオプションではできるのです。
これが、競輪や競馬、宝くじと大きく違うことです。
ただ、始めから転売目的にしてしまうと、エントリーポイントが甘くなりやすくなるので、転売のしすぎは要注意です。
最後に
いかがでしたか。
バイナリーオプションが他のギャンブルと比較してギャンブル性が低いことがわかっていただけたと思います。
ですが、そうは言っても『何も考えずに偶然性』に可能性を見出す場合はギャンブルと何ら変わりません。
よりギャンブル性を低くするためにも、絶えず勉強して分析してあなたの投資手法を確立させてくださいね。
初心者の人は独学ではなく、先生に付くこともおすすめしています。
しっかり分析して行えばバイナリーオプションは投資となり、何も考えずにエントリーすればギャンブルにもなります。
頑張ってくださいね。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログがあなたのバイナリーオプションの投資の役に立ってくれたら幸いです。
コメントを残す